いや~ 先日、息子の幼稚園の “送迎号” にする為、
1964年のスモールフラップ90を整備する予定・・・ という事を
このブログでお伝えしたと思います。
で、今日はです・・・ その “送迎号” のバックプレートのOH、
それにシート内部のスポンジのリビルト作業を行いました。
[バックプレートの配線は完全にNGです。49年の歳月は隠せませんね。]
[配線を引き直した後のバックプレートです。
テッパン技ではありますが、コイルコードはボディカラーに合わせて赤を採用しました。]
[こちらはシートです。外皮の破れはないのですが、内部のスポンジが抜け、
ヘタってしまっています。]
[シート裏のコの字型のクリップを全て外し、外皮のレザーが破れないように、
ゆっくりと、フレームから分離します。
写真はすでに清掃が終わった様子ですが、実際は朽ちたスポンジが落ちて来るので、
もの凄く辺りが汚れてしまう為、とてもナーバスになる作業だったりします。]
[汎用のスポンジを使い、シートフレームと同じ形を成形して行きます。
お客様のではなく、あくまで私用のVESPAですから、仕上げが荒いのはご愛嬌です (笑) 。]
[今回、少しシートに厚みを出したかったので、間に汎用のラバーシートを入れました。
この青いラバーシートは、購入したモノではなく、お店の中に転がっていたモノを流用・・・
正式な用途は不明ですが、使えそうなので採用しました (笑) 。]
[完成です。
外した時の反対の工程で、レザーにシワを入れないように、
適度に引っ張りつつ、コの字クリップで固定して、外観を決めて行きます。
青いラバーシートを入れた事により、純正より少し肉厚になりましたが、思ったとおりの外観になりました。]
あくまで仕事の合間の作業になってしまいますが、
息子の “送迎号” の整備は夢があっていいですね~ (笑) 。
と言う訳で、今日は “送迎繋がり” で、『送迎最速理論』 をご覧 (お聴き?) 下さい。