いや~ 今日は “家庭内事業仕分け” で売りに出していた、
“Paiste2002のパワーライド シンバル” の販売が決まったので、
その梱包作業を行いました。
[こちらがその “Paiste2002のパワーライド シンバル” です。
いい音してたんですが、バンドの崩壊と共に使う機会が全くなくなってしまった為、
“家庭内事業仕分け” の対象になりました・・・]
[今回も丁寧に梱包しました。
実際のトコ、叩いて音を出してナンボのシンバルを、
輸送中には当てないように、丁寧に丁寧に梱包するのも変な気分ですね。]
さて、今日の仕事の事も少々書かせて頂きますね。
今日は先日降ろした、黒の50Sのエンジンをバラバラにしてみました。
[このエンジン・・・ 100ccにボアアップした後、
焼け付きを起こしたという事だけは聞いていたのですが、
開けて確認してみたところ、ヘッドにはタテキズがあるモノの、リングはきちんと浮いており、
ピストンがロックした形跡は有りませんでした。]
[クラッチはボアアップ時の定番である、4枚仕様が入っていましたが、
プライマリーを交換した形跡がなく、コレではエンジンにかなり負担がかかっていたと思います。]
で、クランクを二分割して見てビックリ!
[クランクがフライホイール側で折れており、6204の中にテーパー軸が残っていました。
こんな惨状は久々に見ました。いったい、このエンジンに何が起こったんだ ? ]
コレには参りました・・・
ここまで破損しているエンジンの場合、
クランクケース本体が歪んでいる事も多いのです。
ですから、クランクやその他の各部品を新調したとしても、
まともに走る以前の問題で、左右のクランクケースがきちんと合わず、
組み立てさえ出来ない事も考えられます。
う~む、どうしよう・・・
まぁ、このVESPAは緊急ではないので、今はこのままにして、
そのうち全てを忘れる事にしよう (笑) 。
さて、こんな感じで七夕の今日もドタバタだったのですが、
夕方、自宅に帰ると、昨日、息子が幼稚園で作った七夕の短冊が飾ってありました。
[この短冊は幼稚園の先生が園児の将来の夢を聞いて、それを代筆した物だそうです。
バイクやさんになって、おとうさんといっしょにバイクをトントンって つくりたいな・・・ と息子が言ったそうです。]
僕は息子が生後3ヶ月位からお店に毛布を敷いて、
そこで子守りをしながらエンジンを組んでいました。
思い起こせば、大変な事も多かったのですが、今では全て楽しい思い出です。
今年の冬で4歳になるので、今は会話も楽しめますし、自我も出て来ましたが、
基本的には僕の真似ばかりしますし、VESPAの仕事が手伝いたくてしょうがないようです。
実際、息子の将来は息子自身が決めればいい事だと思っていますし、
僕の仕事を継がせる気は毛頭ありませんが、
短冊の言葉をみる限り、イクメンやって来てよかったな・・・って 少しウルウルしてしまいました。
最近、子供の事では涙もろいです・・・
僕ももう歳だなぁ~ (苦笑) 。