フランス製 ビンテージ自転車 MICMO-Plicyclette 売ります!

いや~ 昨晩は結局、お店の整理に伴い、
置けなくなった荷物を軽トラに積んで 『海の家』 へ行きました。

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[深夜零時過ぎ、荷物を満載にして『海の家』へ到着]

で、明けて今日は荷物の整理を中心に 『海の家』 で仕事をしていたのですが、
昨日、お店を整理した結果、スペース的に保管が厳しくなった為、
以前購入したフランス製のビンテージ自転車 『Plicyclette』 を手放す事にしました。

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[こちらがそのフランス製のビンテージ自転車です。
正式名は名車 『Gitane』 の派生ブランド 『MICMO』-『Plicyclette』 という自転車で、
1965年から60年代後半にかけて製造された物です。]

とてもオシャレな自転車なので、奥さんに乗ってもらおうと思っていたのですが、
せっかく購入したのに
『興味がないので、電動アシスト自転車を買ってくれ』 って言われてしまった (苦笑)。

勿論、奥さんに逆らう訳には行きません。我が家で一番偉いのは奥さんです (笑)。
なので、この 『Plicyclette』 を購入した数日後、改めてヤマハのパスを購入しました。

まぁ、今現在もヤマハのパスは奥さんのお気に入りのようで、お買い物や幼稚園の送迎等、
大活躍しているので、購入したのは正解だったと思います。
ただ・・・ そのせいで煽りを食らったのが、この 『Plicyclette』 だったりします。

結局、入手後、僕が数回乗っただけで、あとはお店の奥へ仕舞い込んでいたいたのです。
で、昨日の整理に伴い “ヒマを出す” 事にした訳です。

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[ご覧のとおりボディカラーは 『Gitane』 のイメージカラー 『Gitane Blue』です。
赤いチェックのサドルは純正品です。今から50年近くも前の物ですが、サドルの状態は非常に良いです。
それに、ハンドルのデザインも60年代らしい流線型でとても美しいですね。]

実はこの 『Plicyclette』 は折りたた自転車のご先祖様のような存在で、二分割出来たりします。
今日は時間的な関係でバラしてはいませんが、海外のファンサイトでその様子をご覧頂けます。
興味のある方はこちらでご覧下さい。

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[ボディのステッカー、エンブレム関係は全て残っています。
また、ベルも60年代当時の物です。 煩くない “おフランスな音” がしますよ」。
(ベルの音は動画内でお聴き頂けます。)]

前記のとおり、1965年から60年代後半にかけて製造された物ですから、すでに50年近く経過しています。
この事を考慮しても、よく原型が残っているのではないでしょうか??

勿論、キズ、サビ等も有りますが、あくまでいい雰囲気になっており、絶妙なヤレ方かと思います。
ヨーロッパ的と言えば聞こえがイイかもしれませんが、同年代の国産自転車には無い味わいや気品がありますね。

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[タイヤは経年品の為、サイド部にヒビが有ります。特に前タイヤはヒビが目立ちます。
乗られる際は必ず交換を前提にして下さい。 ちなみタイヤサイズは500A (37-440)というヨーロッパ企画です。
日本ではほぼ流通の無いタイヤです。一般的な20 x 1.75と比べると少し背が高くワイドなようです。
恐らく、BMXタイヤ等ワイド系だと流用可能かもしれませんが、あくまで参考程度で聞き流して下さい。]

当方はタイヤのヤマ (ミゾ) はまだまだ使えそうな感じだったので、気にせずに乗っていました。
あくまで主観ですが、目視の限り急にダメになるようなダメージではないと思ったからです。
仮にパンクやバースト等、使えなくなったら交換するつもりでしたが、
トラブルは自己責任です。
タイヤを含め全て現状での販売ですから、機関に関して不問をお約束頂ける方のみお願い致します。

あと、写真を撮影していて気付いたのですが、後輪のスポークが一本欠落していました。
ですが、フツーに乗れています。今のところ大きくリムが振れて乗れないような不具合は出ていません。

こういったビンテージ品は自分でイジって整備したり流用品を探しながら乗って行き、
最終的に自分の物にして行くのが本筋です。
そういった能力やバイタリティに欠ける方は50年前のフランス製の自転車には乗れません。
手間や整備、調整がメンドーな方は量販店で中○製のミニベロに乗る事をオススメします。


実際、今現在、乗れないという意味ではありません。当方、フツーに乗っていました。
ですが・・・ 今はグズグズ言うメンドーなクレーマーが多いので、
この位細かく書いておかないと、“KYなにわかビンテージマニア” にでも買われると、エライ事になりますからね~

手放すという事でこのブログで公開させて頂いてはおりますが、
出来れば古い物に慣れていて、ビンテージ品に造詣が深く、整備やパーツの入手も苦にならない方を希望します。
どのジャンルもそうですが、ビンテージアイテムは思いつきで乗れるモノではありません。
『可愛い』 とか 『何となく古いモノが欲しい』 程度の方は買うと火傷しますので、購入は見合わせて下さい。
ご理解の程、お願い致します。


さて、引き続きもう少しだけ写真をご覧下さい。

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[前後フェンダーの子持ちラインは手描きです。この辺りの仕事はいかにも60年代品です。
入手した際、ポンプが欠品だったのですが、偶然手持ちで60年代のafaを持っていたので、
試しに合わせてみたところ、ピッタリだったので、そのまま装着しました。このポンプは超レア品ですよ~

また、この 『Plicyclette』 にはビンテージ車にしては珍しく、サイドスタンドが付いています。
このサイドスタンドはオプションではなく純正仕様です。
説明が前後して申し訳ないのですが、右から2番目の写真のダウンチューブとシートチューブの
継ぎ目付近の青色が擦れて下地の白が出ています。コレは前オーナーさんが足を置いて乗っていたモノと思われます。]

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[タータンチェックのサイドバックは国産のビンテージ品です。
70年代のデッドパーツを購入して装着したばかりですから、新品同様です。
ブレーキは前がセンター、後ろがコースターです。これは分割時の事を考えての仕様かと思われます。
こんな事を今更書かなくても、自転車がお好きな方ならご存知かと思いますが、
ピストとは違いコースターにはきちんブレーキシューが内蔵されており、ハブがフリー回転します。
よって、左にブレーキレバーは有りませんがご安心下さい。]

以上のようなラブリーなビンテージ自転車です。
興味のある方はHPにUPしましたので、こちらで是非ご覧下さい。
そんなに売り急いでいませんので、のんびりとお付き合い頂ければと思います。

という訳で、今日の動画はこの 『Plicyclette』をご覧下さい。
広島県最南端の港で撮って来ましたよ~
フランス製ビンテージ自転車と港のギャップもお楽しみ下さい (笑) 。

P.S.
スペック補足です。
ホイールべース 約101cm
ハンドル幅 約59cm
地面からシートピラーの最下部まで約62cm
(↑サドルは含みません。地面からシートチューブのトップまでの距離です。)
現在の写真の状態でサドル座面まで約87cm です。

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