いや～ 今日も昨日の続きで50Sのエンジンの組み立てを行いました。
まずはクラッチ関連から組み立てたのですが、オーナー様より
『異常にクラッチが硬い (重い) ので軽減して下さい。』 とのリクエストを頂いていたので、
細かくチェックして見ると・・・
[何と! ラリー用のプランジャーキットが入っていました。
コレでは重いのも当然です。 恐らく、前に整備したメカニックの方が間違えて組んだようです。
左が間違って組み込まれていたラリー用、右が今回、改めて組み込んだ50S用です。]
[クラッチは4枚にせず、ノーマルの3枚の新品を入れ、スプリングだけシングルの強化タイプに変更しました。
プライマリーを変更しているので、全くと言っていい程、クラッチへの負担はないのですが、
それでも、万が一の事を考えて、強化タイプのスプリングを入れた次第です。]
[こちらはヘッド周りを組み込んでいる様子です。
赤いシリコンコードはオーナー様のリクエストによるものです。]
[見えない部分ですが、リアのサスペンションもフロント同様に
シルバーとメッキスプリングのコンビネーションにしました。
見えない部分こそ、格好良く仕上げるのがVSHのモットーです。
いつもは見えないところですが、ダサいパンティよりも、
セクシーなパンティを穿いているお姉さんの方がイイでしょ～ (笑)。]
[こちらは完成後、いよいよボディへ搭載する前のエンジンです。
細かい部分にまで手を入れたので、とても見映えがイイですね。]
[こちらはリアアクスルとドラムです。 リアアクスルはメッキ加工しました。
このリアアクスルは殆ど見えない部分ですが、先のリアサスペンション同様、
見えない部分でもきちんセクシーに仕上げないとね。
もう一度書こうか? 見えなくても、セクシーなパンティを穿いているお姉さんの方がイイだろ～]
[今回、センタースタンドもメッキ加工しました。 黒いボディによく映えると思います。
これまた見えない部分ですが、センタースタンドのリターンスプリングもメッキ加工しました。
もう一度書こうか? 見えない部分にこそ・・・
え～と、くどくなるので、もう書かない方がよさそうですね (笑) 。]
[エンジンを搭載したらこんな感じです。ここまで来るとVESPAらしくなって来ましたね。]
いよいよ次はエンジンの始動ですが、雨が心配です。
まぁ、雨でも 『海の家』 の中に籠って作業をするしかなさそうですね。
この後も引き続き頑張ります。
さて、このあたりで今日の動画です。
今日はですね、作業を終えて自宅に戻る際、『海の家』 の近郊で撮影した物をご覧下さい。
