悲劇の全貌

いや~ 昨日バイク便が壊したVESPAが戻って来たのですが、
ダメージ部分を把握して見積もりを製作しないとイケないので、
今日はその作業に追われていました。


まず確したところ、フロアに凹みが出来ています。

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[フロア部分にタイダウンをかけて下に向いて引っ張ったようで
スタンドとブラケットが曲り、ブラケットの曲がった部分が底を押し上げ
フロアが下から “くの字型” に曲がっています。]

今回フロアパネルは新品を使って張り替えているので、
かなりの力をかけないと、ここまで曲がる事はないと思います。

実際、バイク便にVESPAを渡す際、フロアやスタンドが曲がる恐れがあるので、
力をかけないように指示していました。

広島から関西に運んで下さったドライバーさんはその注意事項を守って下さったようですが、
それ以降、トランジットして関東へ運ばれた際、フロアにタイダウンを引っ掛け、
人力ではなくラチェットを使って思いっきり下へ向けてスタンドが曲がる程固定したというのが
バイク便の見解でした。

僕もこの現物を見る限り、人の力で曲がるような場所ではないため、
間違いなく機械の力でこんな風になってしまったのだと思います。

さらに・・

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[レッグシールドも前に曲がって倒れており、スポット部が大きくエクボになっています。]

そのため、

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[ハンドル下のスポット溶接部が割れてしまっています。]

その上・・・

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[エッジ部もガタガタになっており、センターバッジ付近にも凹みが出来ています。]

この状態を見る限り間違いなくレッグシールドにタイダウンを巻いて、
機械で前に引っ張ったモノだと考えられます。
この養生も関西から関東へ運ぶ際になされたモノのようです。

とはいえ、レッグシールドが曲り、スポット部が割れるまで機械で引っ張るとは・・・
現物をしっかり確認していなかったとしか思えません。

他にも小キズやスレ等が沢山入っており、とてもプロが扱ったとは思えないほどの酷い状態です。

まぁ、会社の問題というよりはドライバーのスキルの問題な訳で、
丁寧な人もいれば、そうでない人もいるという典型的な例ですね。


ドライバーを教育するのも会社の仕事ですが、今は運送業界はドライバーを確保するのが大変な状況です。
とりあえず頭数を揃えないと仕事にならないと考えた場合、プロ意識を持っている人ばかりではなくなると思います。

とはいえ起こってしまった事故ですから、今さら何を言っても始まりません。
元に戻すため全力で頑張るしかないですね。

さて、VESPAが壊れた暗い話はこれくらいにして、少し話題を変えたいと思います。

7月にうちの奥さんが事務所があるマンションのエレベーターホールでクワガタムシを拾ったのですが、
そのクワガタムシが9月になった今でも元気に頑張っております。

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[こちらがそのクワガタムシです。
以前、ケースの中にゴキブリが入り込んでいた事があるのですが、
あまり動じた様子もなく、フツーに昆虫ゼリーを食べていた姿が印象的でした。]

という訳で今日の動画はこのクワガタムシをご覧頂こうと思います。

ゴキブリと同居できるって、なかなかパンクなヤツでしょ (笑) 。
クワガタムシも細かい事を気にせず、物事に動じない大らかな気性の方が長生きをするのでしょうか? (笑) 。
そうなると、いつもイライラして生きている僕は早死にする可能性が大ですね~

まぁ、バイク便が簡単にVESPAを壊してしまうのだから
大らかに笑っている訳には行きません。 早死にするくらいイライラしてしまうのも仕方ない事です。

はぁ~ 話題を変えたつもりでしたが、結局VESPAの話に戻ってしまいましたね~ (苦笑) 。
イライラせずに頑張ります。


ではでは・・・

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