いや~ 今日も島は晴れました。
ここのトコ、日中は思ったよりも暖かいので、仕事が順調にはかどりますね。
そうそう、昨日の続きですが・・・
『ドラムを始めるのならきちんと習いなさい。』 との親父の意見を聞き、
毎週土曜日の午後にドラムを習いに行くハメになったトコまで話ましたね。
実はドラムを購入するに際し、一番気になったのが見た目です。
実際、初めてドラムに触る訳ですから、仕様やドラムの音なんて全く分からない初心者以下・・・
どのアーティストのどのドラムスタイル (テクニック) が好きか、
と言うより、“どのドラムセットが好きか” と言う部分が重要になった訳です (笑) 。
コレは楽器を初めて触る人なら誰もが通る道ではないでしょうか ?
実際、僕が高校生の頃、クラプトン好きな友達は、
ブラッキーを意識して “トーカイのストラト” を買っていたし、(高校生にフェンダーは買えない・・・)
ツェッペリン好きの友達は、ダブルネックを持っていた記憶があります。
また、当時、高中正義が大ブレイクしていたので、
ヤマハのSGを持っている友達もいたな~
中にはジョーストラマーが大好きで、親に頼み込んで、
本物の50年代のブロードキャスターを、当時120万円も出して買ってもらったヤツもいたな~
まぁ、こんな感じで、好きなアーティストの持っている楽器から入って行くのが、
ごく普通だと思います。
で、僕はと言えば、リンゴスターが好きだったのですが、ドラムセットに関しては、
今と違って、タムが一個、フロアが一個のいわゆる三点セットがど~も格好悪く思え、
その反対に目の前にド~ンとセットが広がる、コージパウエルのドラムセットがもの凄く格好良く思えたので、
コージーパウエルと同じ仕様のセットを買ってもらう事にしました。
実際、彼は当時ヤマハのYD9000を使っていたので、僕も同じヤマハにした訳ですが、
YD9000と言えば、プロ中のプロの機材で、僕の地元広島ではお目にかかる事なんてない超最上機種でした。
素人には宝の持ち腐れでアル・・・
勿論、自分自身もその辺りはわきまえていたので、
スタンダートな機種である、YD5000と7000シリーズの混在でシェル関連を揃え、
コージーパウエルの雰囲気に近づける為、シンバルスタンド、アダプター関連を701シリーズにして
見た目の雰囲気を近づけました。
[コレが高校生の頃、格好イイなぁ~って思った、コージーパウエルのドラムセットです。]
[バスドラのロゴも真似て自分で書きました。10代の頃ってヤル事が熱いですね。 (笑) ]
勿論、シンバルはドラムスクールの先生の薦めで、Aジルジャンを買った訳ですが、
先生からは 『初心者のド素人がコージーパウエルのように、10枚も20枚もシンバルを立てる必要はありません。』
『最初はライドにクラッシュ、この2枚で練習を始めなさい。』って厳しく注意され、
結果、ドラム関連はコージーパウエルと同じセットなのに、
シンバルは2枚と言う、スポーツカーに鉄チンホイールを履かせているような、
悲しい外観のドラムセットでドラムを始める事になりました・・・ (苦笑)。
さて、ドラムを始めたら、当然バンドをやりたくなるのですが、
僕の希望はあくまでビートルズ。
コージーパウエルと同じ仕様のドラムセットを持っていようとも、
あくまで、叩きたいのはリンゴスターのフレーズ・・・・
そんな中、ギター経験のあるクラスメートに誘われて、
バンドを始める事になったのですが、
彼の家に行って聴かされたのが、『ジェフべック』 の 『ブロウバイブロウ』だった・・・
はじめて聴く僕には、このアルバムが全く理解出来ず、『なんじゃコリぁ~』って感じでした (苦笑)。
今までビートルズばかり聴いていた16歳の兄ちゃんにジェフべックの良さや凄さなんて
急には理解出来ませんでした。
で、その友人が、『このアルバム (ブロウバイブロウ) の曲をカバーしようぜ。』 って言い出したトコから
大変な事になりはじめました・・・
おっとっと、今日も長くなりそうなので、
この続きはまた明日と言う事で、今日の1曲に行きたいと思います。
今日の1曲は勿論、『コージーパウエル』 のアルバム 『オクトパス』 から
タイトルチューンと同じ 『オクトパス』 というナンバーをアナログ盤の音源でお届けします。
次をクリック→ [audio:octopuss.mp3]
さて、さて、今、海の家で仕事をしているのですが、
明日は朝からお店に出る予定があるので、
今夜のうちにこっち (海の家) で片付けておかないとイケない用事が沢山あります。
いよいよ、今年もあとわずか、
VSHの仕事も最後の追い込みになりました。
ではでは・・・