ビンテージ・コーギーのレストア Season-10

いや~ 昨晩は久々に完徹してしまい、
そのまま、朝6時頃から眠たい目をこすりつつ、海の家に入りました。
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[久々に朝焼けを見ました。夕暮れ時とは違い、幻想的ですね。]

そうそう、今日は久々にビンテージ・コーギーのネタをご覧頂こうと思います。
詳細は前回までの流れをご覧下さい。

まず、組み立てる前に、バンパーとグリルをシルバーにペイントしました。
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[当時 (1960年代)、新品の販売時から、バンパーとグリルは手塗りでした。
その為、結構、“大味” な仕上げで、はみ出ていたり、色がキレイに塗られていなかったり、
はたまた、経年から薄くなってシルバーが跡形もなくなったりと、手作り感が満載です (笑) 。
こういった、人の手が入った温かみのある仕上げも、ビンテージコーギーの魅力なのです。

最初はウレタン系のシルバーを筆で塗って行ったのですが、あまりにも “艶” が出て、
“白々しい” 感じになってしまったので、一度全部剥いで、ラッカー系の缶スプレーのシルバーを
トレイに垂らして、それを少しずつ筆で塗って行き、60年代の手作り感を再現してみました。

大変でした・・・ (苦笑) 。]
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[テールランプも塗りました。
当時の資料を見たところ、赤ではなく、ピンクとローズの中間のような色だった為、
赤に白と黄色を混ぜ、少しずつ配合して色を作り、こちらも筆で塗りました。]
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[続いて、ライトとフォグランプを組み込みます。以前にも書いた事がありますが、
ダイヤモンドカットされたライト類の事を、ジュエルライトと呼んでいます。
また、ボディに固定する際、そのジュエルライトを包み込むグレーのパーツは
ジュエルバックやジュエルホルダーと呼ばれています。
中古で購入した場合、ライト関連にはダメージが多く、再利用出来ない個体も少なくありません。

また、レストアでオールペイントする際、グリルに埋め込まれたジュエルホルダーを外すのは至難の業・・・
経年変化から柔になっている事も手伝い、分解時に壊れてしまう事も多々あります。
でも、ご安心、海外のミニカー専門店で注文すれば、全て新品で購入出来ます。
写真中の1がジュエルホルダー、2がジュエルライトです。]
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[こちらの写真が海外の専門店から届いたジュエルホルダー (写真内 1 ) とジュエルライト (写真内 2 ) です。
こういったパーツ類はレストアの強い味方ですね。]
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[ちなみに・・・コレらのリプロパーツは当然の事ながら、かなり大味です (苦笑) 。
全くディテールを無視している感もあり (涙) 、ボディに組み込む場合、
ジュエルホルダーの側面を削りながら、現物合わせする必要があります。

僕はジュエルホルダーをピンセットで摘み、爪きりのヤスリの部分に押し当て、
少しずつ削ってはボディに合わせて行きました。何ともアナログな作業です・・・]

さて、今日はここまでです。
この続きはまた今度と言う事で、今日の1曲 (1話?) に行きたいと思います。

今日は、久々に海の家で “朝焼け” を見たので、
“朝焼け” 繋がりで、『ミラーマン (←植草教授じゃないよ・笑) 』 をお聴き・・・ いえいえご覧頂こうと思います。
『アラフォー世代』 の方なら、『朝焼けの光の中に立つ影は・・・』 ってフレーズは知っていますよね・・・
知らない方は下記をクリックして、是非、ご覧下さい。

さて、さて、ホントに忙しい日が続きます。
今、海の家でブログを書いているのですが、
サスガに2日間、全く寝ていないと頭が回らなくなって来ました 。 (←元々、回りませんが・・・苦笑) 。

今日は出来る事なら深夜2時までには寝ようと思っています。
ではでは・・・

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