ビンテージ・コーギーのレストア Season-13

いや~ 今日は先日のビンテージ・コーギーのレストアの続きをお話しましょう。

前回は、いよいよ、ボディとシャーシをくっつけたトコで終わりましたね。
今日はデカールを貼る最終段階をご覧頂こうかな? とも思ったのですが、
その前に、実はこの 『MONTE CARLO BMC MINI COOPER `S`』
今だからら言える、ちょっとめんどうな補修をしていたので、
その部分を少しご覧頂こうと思います。

実はこのコーギーと言うミニカー、
細いバネ鋼のようなワイヤーでホイールの軸を固定して、
車体本体が上下する、サスペンション機能が付いているのです。

116.jpg
[コレがそのホイール軸を固定している部分です。
シャーシ内にあるカニのハサミのような突起場所にバネ鋼ワイヤーを入れ、
そのカニのハサミを潰して、バネ鋼ワイヤーが上に抜けないようになっています。(青い○部分)
ホイールの軸はこの内部で上下稼動する為、サスペンションとして機能する訳です。
う~む、なかなかよく考えられていますね。]

で、先にめんどうな補修をしたと書きましたが、
僕は全体的にシャコタン仕様にして、ローダウンのミニにしてしまうつもりで、
ホイール軸は挟むカニのハサミの部分をカットして、
上下にサスペンション運動をしない、一番、低い部分でホイール軸を固定させたのです。

が・・・ コレが大失敗 ! !
組み立てた後、シャーシ部分にアンダーガードを装着したトコ、
シャコタンになり過ぎて、タイヤよりも、アンダーガードが地面に当たってしまい、
ミニカー本体が全く転がらない事になってしまったのです・・・ (苦笑) 。

213.jpg
[タイヤを上下させるサス機能を無視して、カットした為、エライ事になりました・・・ (赤い丸部分) 。]

あ~あ~・・・・ って感じで、このままシャコタン仕様で飾るだけにしようかな ?
とも思ったのですが、せっかく、ここまで手間とお金をかけて仕上げて来たのだから、
カットしてしまった、サスペンションを稼動させる部分を自作して、元に戻しました。

結果から言いますと、僕が取った方法は、シャーシに貫通しない程度の1mmの穴を開け、
バネ鋼材の硬めクリップをU字型に加工して、差し込み、エポキシで固定して、ホイールの軸が上下稼動するようにしました。
はぁ~ (ため息) ・・・ こんなめんどうな事になるのなら、シャコタンにするんじゃなかった・・・ (苦笑) 。

まぁ、何とか元に戻ったので良かったのですが、
イジった事のない物をよく考えもせず加工してしまうと、めんどうな事になると言う事ですな・・・

と言う訳で、今日はここまで、この続きはまた今度・・・
で、今日の1曲は勿論、“コーギーネタ” なのでブリット系です (笑) 。
『Mark Ronson』 のメドレーをご覧頂こうと思います。

さて、さて、今日は午後から海の家に入りました。
57.jpg
[天気も良く、春本番と言った感じですね。いい季節になりました。]

ではでは・・・

タイトルとURLをコピーしました