アレックス モールトンのレストア   Touring-4

いや~ 今日もモールトンのネタです。
あれほど盛り上がっていたラディックは? 頻繁に登場していたVSHのネコ君は? と
言われそうですが、今、気持ちの中ではモールトンが旬です。
(ネコ君は大切に海の家で飼っていますよ。)

まぁ、そのウチすぐに飽きて、30台もあるモールトンは、
“タンスのこやし” 常態になるでしょうね (笑) 。


さて、前置きはコレくらいにして、ここ最近、製作用のパーツを何点か入手したので、
それらをご覧頂こうと思います。

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[まず、ステムです。
1 が初期のビリヤードモデルに装着されている物で、GB製になります。
 
2  はその後のモデルにほぼ装着されている鉄製のメッキモデルです。
初期型以降、あきらかに量産体制に入った事が、このステムの材質や仕上げを見ただけでも分かりますね。
ちなみに1と2のステムはハンドルバーを通す穴のサイズが違う為、互換性がありません。
初期型以降のモデルを25.4mmのハンドルに交換したい場合、ステムの変更を余技なくされます。

3  は、今回、その交換を余儀なくされた為、自転車さんの倉庫の奥から発見して、売って頂いたドロップハンドルカスタム用の
70~80年代の 『NITTO製ステム』 です。当時モノのデッドストックで、NITTOの斜め文字が時代を感じさせます (笑) 。]

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[ハンドルは、やはり僕が中学生の頃から名品と言われていた、『NITTOのB105』 を使う事にしました。
今回、モールトン スタンドードの3速をそのまま使って組み上げる予定なので、
390mmのどちらかと言えば、ランドナー系の物を選びました。]

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[ブレーキレバーは、コレまた自転車さんの倉庫のストック品を譲って頂いた、
『SHIMANO 600』 (写真左側) を使う事にしました。勿論、デッドストックです ! !
個人的にもの凄く好きなブレーキレバーです・・・
ちなみに右側は 『ダイアコンペ』 です。コレも一緒に買ってしまった・・・ (笑) 。]

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[で、これが、NITTOのステム & 105 & SHIMANO 600 を仮組みをした様子です。
はじめてのレストア (=1号車) なので、やはり中学生の頃にお年玉でカスタムしたラスコルサのノリで組む予定です (笑) 。

今、実際こうしてコレらのパーツを見てみると、なんだか懐かしいやら嬉しいやらで、
モールトンをレストアすると言うより、“モールトンと言うオンボロ タイムマシン”に乗って、
自転車好きだった、中学生の頃の思い出にひたっていると言ったトコでしょうか? (笑)。
格好良く組むと言うより、楽しみながらやっています。]


いかがでしょうか ?
レストア1号車はかなり偏った “ジャパニース・ビンテージ仕様” になると思いますが、
この先、レストア2号車は、ヨーロッパ製のビンテージパーツを使って組む予定で、
実家の自転車パーツ箱の中にあった、シクロベネルックスやワイマンのカンチブレーキ等、
マニアと言うより、変態のようなパーツで (笑) 組み上げようと思っていますが、
まずは1号車が出来上がるまで、“変態ユーロパーツ仕様” の事はおあずけにしておきます・・・

と、言う訳で、今日はここまで・・・
クランクやペダル、チェンジレバー等のチョイスは次回、ご案内致します。
お楽しみに!

さて、今日の1曲はですね、“moulton繋がり” で、
『Patti Jo-[Moulton Mix] Make Me Believe in You』 をお聴き下さい。



さて、さて、お気付きの方も多いかと思いますが、
僕はモールトンの形が好きなだけで、狂ったような愛好家ではありません。
旅行、カメラ、ミニチュア バンド、車等のたくさんある趣味の中のひとつです。


なので、仕事の片手間に遊びでやっている次第で、
マジメに冗談みたいな事をやるのが好きなだけだったりします。
そんな訳ですから、ご覧になっている方も、テキトーにお付き合い頂ければと思います(笑) 。
ではでは・・・

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