いや~ 今日もビンテージコーギーのレストアネタです。
ほぼ完成して、あとはデカールを貼るだけでしたね。
デカールについては水に浸けて、台紙から剥がして貼る方法なので、
前回の1965年モデルと同じ要領です。
で、下記の写真がデカールを貼った完成写真です。
やはり今回もリプロの箱の上に置いて、“なんちゃってデッドストック” みたいにしてみました (笑) 。
[完成です ! !
基本的にホイールと窓ガラスは中古 (新品時からの純正品) を磨いて取り付けるようにしています。
なぜなら、完全した際、ピカピカな状態ではなく、古いオモチャ屋さんの棚の奥から出て来た、
オールドストックのような風合いにしたかったからです。 そんな理由もあって、
これらの部分に、純正の中古品を使用した次第です。]
ところで、ここから、少々 “スピンオフ” してしまうのですが (笑) 、
この1967年型のモンテカルロラリー仕様のミニクーパーには、
オースチンベースの “さざ波グリルのモデル” も存在するのです。
[左が今回レストアしたモーリスベースで、右が全く同じ仕様で、“さざ波グリル”を採用したオースチンベースです。
右のオースチンベースの方がヘッドライトの取り付けが奥まっているので、ヘッドライトが小さく見えます。
ちなみに右のオースチンベースは、当時からのフルオリジナル品です。
以前にも、コーギーのミニにはモーリスとオースチンがあり、一見、同じように見えますが、
実は、ボディプレスが微妙に違い、窓ガラス等も互換性がないと言う事はお伝えした事があると思います。
今回も2台並べて見ると、その差がよく分かると思います。]
実際、当時のカタログやビンテージミニカーショップの商品を見ても、
この2台については、大きな区分けはなく、箱もリーフレットも共通で、
ただ単に 『#339Corgi Monte-Carlo BMC Mini-Cooper ‘S’』 としか明記されていません。
気の利いたネットバイヤーさんは 『モーリスベース』 とか 『オースチンベース』
とか説明してくれていますが、
発売当時の1968年には、いったいどうなっていたんでしょうね ?
買ってから箱を開けるまで分からなかったとか? それとも、中身を確認して好きな方 (モーリスかオースチン) を
選んで買ったのか? 謎ですね・・・
やはり、時代がおおらかだったと言う事でしょうか ?
[ちなみに、以前にもお知らせしましたが、基本的に、あくまでも基本的にですが (笑) 、
今回の 『#339Corgi Monte-Carlo BMC Mini-Cooper ‘S’』 に限って言えば、
オースチンベースには “Shaped Wheels” と呼ばれる円盤型のホイールが、
モーリスベースには “Whizzwheel” と呼ばれているメッシュ系のホイールが入ってるとされていますが、
僕の持っているオースチン (右側・丸部分参照) はこの基本を無視して、“Whizzwheel” が入っています。
このパターンの “亜種” は、結構、存在するので、もはや “基本はない” と言っても過言ではないですね・・・]
[また、オースチンベース (右側) の方がテールランプが小さかったりします。
デカールが微妙に左にズレているのはご愛嬌 (笑)。当時のコーギーは、新車時からかなりデカールが曲がっています。
多分、パートのおばちゃんが、テキトーに貼っていたんでしょうね。
3時にはアールグレーとスコーンでティーブレイクしながら・・・
まぁ、そんな風に考えれば、このデカールの曲がりも、笑って許せますね。]
と、言う訳で、話がまたまたソレでしまいましたが、
次はどのビンテージコーギーをレストアしようかと思っています。
[現在、ビンテージコーギーのミニをレストアしようと、ここ最近、40台程買い漁りました・・・
1台、2000円~4000円程度と安いのですが、台数がかさむと、かなりの金額になります。
はぁ~ また無駄使いをしてしまった・・・ (反省)。]
さて、話が長くなりそうなので、このあたりで、今日の1曲に行きたいと思います。
今日は子供の日なので、『背くらべ』 をお聴き下さい。
さて、さて、連休もいよいよ終盤ですが、元々、僕はずっ~と仕事をしていたので、
連休とは無関係なのですが、TVのニュースでは、連日 『1,000円渋滞』 の話題で盛り上がってますね。
40kmも50kmも渋滞に巻き込まれてまで、レジャーに行って楽しいんだろうか ?
そんな風に思ってしまいます。
こんな事なら、いっその事、平日も1,000円にした方が、もう少し人も物もスマートに流れるような気がしますが・・・
何だか、釈然としませんね~
ではでは・・・