いや~ そう言えば、以前、このブログ内で昭和ギャグマンガの王道 『がきデカ』 と、
2004年から2008年にかけて、2年に一度の割で、 『ビックコミック』 に2話~3話完結で発表された
『中春こまわり君』 の事にふれた事があるのですが、その 『中春こまわり君』 が、
僕の知らない間に、いよいよ一冊の単行本になって発売されていました・・・ (苦笑)。
実はこの 『中春こまわり君』 の発売を知ったのは、つい1週間程前の事・・・
言い訳になりますが、多忙過ぎて、発売に関してのリサーチをするゆとりが全く有りませんでした・・・
で、詳しく調べてみたところ、どうやら、今から半年以上も前の2月に発売になっていたようです。
勿論、発売になっている事が分かると、絶対に読みたくなるモノで、中古の初版をネットで購入しました。
(リサーチ不足だと、初版難民になってしまいますね・・・)
[こちらが “大人になったこまわり君” を描いた 『中春こまわり君』 です。]
昔のようなハードなギャグは全くないモノの、僕と同年代の30代後半から40代の “がきデカファン” の方なら、
間違いなく涙腺が切れそうになる事間違いなし・・・
と言うのも、40歳を超え、分別のあるフツーのサラリーマンになった 『こまわり君』と、
自分の人生を重ね合わせてしまいそうになるからです。
『こまわり君』 以外にも、登場する 『お父さん』 や 『お母さん』、親友の『西条君』、『モモちゃん』 や 『ジュンちゃん』、
それに 『アベ先生』 や 『栃の嵐』 もそれぞれ歳を重ね、その描写の方法やストーリーの展開は、
ギャグマンガの粋を超え、文学的だったりします。 そして、少し切なくなります。
読んでいて内容や登場人物に引き込まれ、単行本が終わりそうにるにつれ、
『まだ終わらないで・・・』 って思ってしまう程、素晴らしいモノでした。
往年の “がきデカファン” で、まだお読みでない方は、是非、お読みになる事をオススメします。
と言う訳で、今日は “アニメ版のがきデカ” をご覧下さい。
さて、さて、昨年のマイブームの時程ではありませんが、
今でも 『海の家のプチマンガ図書館』 の為、“ボチボチ” とマンガを買い集めています。
思い起こせば中学生の頃は、今回ご紹介した 『がきデカ』 が連載されていた
『少年チャンピオン』 の大ファンでした・・・
『かぎデカ』の他にも、同時期に連載されていた 『750ライダー』 も好きでしたねぇ~
もっとも、この 『750ライダー』 も、先日、大人買いしたので、
『海の家のプチマンガ図書館』 に “所蔵” しましたが・・・ (笑) 。
[750ライダーです。今、読んでも素晴らしい作品ですね。
典型的な昭和の青春マンガなので、時代背景がとてもスローだったりします。
また、読んでいて読者側がキズ付くような表現や展開がないので、とても好感が持てます。
他の少年誌と比べ、表現の制限が緩く、アグレッシヴな作品が多かった 『少年チャンピオン』 において、
異色のさわやかマンガと言えます。]
う~む、次は時間を見て、 『マカロニほうれん荘』 をコンプしようかな ? 何て思っています (笑) 。
ではでは・・・