いや~ 今日もAjaxのビンテージドラムのネタです。
前回このブログでは、タムホルダーの形状の関係で、タムがうまく固定出来ない為、
何か方法を考えないと・・・ と、言うところで終わりましたね。
で、結局、アーレンキーを代用してタムホルダーを製作する事にしました。
[元来、棒状のパーツでしたが、
ご覧のように10mmのアーレンキーを代用して製作しました。(←部分です。)
現在、シルバーに塗っていますが、見た目を考え、この後、メッキ施工する事にしました。]
[こちらが12インチのタムを装着した際の様子です。
スイボマチックは、高さも角度もほぼ無限大に調整出来る上、きっちりとホールドしてくれるので、
演奏中も安心だったりします。実際に使用してみると、多くのアーティストが、
タムホルダーだけは、スイボマチックのユニットに変更する理由がよく分かりました。
かの、リンゴスター師匠も、ビートルズの早い段階から (資料によると、2代目のドラムキットから・・・)
このロジャースのスイボマチックのユニットを装着していましたからね ! ]
[ちなみにコレがそのリンゴスター師匠とドラムの写真です。
←部分のタムホルダーに注目 ! ラディックのレールマウントではなく、
ロジャースのスイボマチックに変更しているのが分かりますね。
リンゴスター師匠は、純正のレールマウントの位置より、かなり前部分に
スイボマチックを組まれているようです。スネアとタムがほぼ前一列の平行です。]
ところで、肝心のドラムのレストアの進捗具合はと言いますと・・・
まだ小物のメッキ等、全てが完成している訳ではありませんが、
とりあえず、形にはなりましたので、ご覧頂こうと思います。
[90%程完成した、Ajax製 1960年代 “ブラック オイスター パール” です。]
今回のAjaxのビンテージドラムは、穴埋めしたり、ペイントしたり・・・ かなり苦労しましたが、
こうして出来上がって見ると、なかなかイイ感じに仕上がりました。
近日、スタジオに持って行き、叩いてみたいと思います。
忙しい毎日ですが、こう言う楽しみがないと、精神的に壊れてしまいますからね・・・ (苦笑) 。
さて、今日の1曲はですね、そのロジャースのスイボマチックを装着した、
ラディックのブラック オイスター パールを叩く、リンゴスター師匠の映像を見る事が出来る、
『Beatles』 の 『If I fell』 をご覧頂こうと思います。
この曲、高校の時の文化祭でコピーした記憶があります。
とても思い出深い曲です・・・
はぁ~ (ため息) ビートルズのカバーバンドがやりたいなぁ~ (マジで・・・)