P200のエンジンを・・・

いや~ 今日は下取りで入って来たP200のエンジンの整備を行う事にしました。
実はこのP200・・・ 外観はフェンダーライトのようなグリーンメタリックにオールペイントされ、
マジメにカスタムされているようなのですが、経年から各部にガタが出てしまっており、
エンジンは始動するモノのクランクから大きな音が出て、クラッチを切っても全く前に進まない状態なのです。

恐らくビッグエンドから音が出ているようで、外部からフライホイールを触っただけでも
カタカタと遊びが多いので、クランクベアリングもNGのようです。

勿論、こうなるとヘッドも怪しいでしょうし、クラッチもNGだと考えられます。
ただ・・・ このままバラして部品取りにしてしまうのももったいないので、
予算をかけずにとりあえず走るようにする事にしました。

で、行った整備はと言いますと・・・
エンジンを搭載したまま、クランクケースを割りスライドさせて内部パーツの交換を行う作戦です。
コレですと、エンジンを完全に降ろさなくて済みますから、
ワイヤー交換等の時間やコストを削減出来ます。

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[まずはクランクケースを割ります・・・
汚れが酷いので、大変ですが、今回はコスト削減でとりあえず走らせると事だけにしましたから、
クランクケースの洗浄も簡易的なものです。]

ただ、クランクケースを割ってもコスト的な事からクランクとヘッド、
それにフライホイールサイドのベアリングは交換せず、ゾイルを塗り込んで、
音の軽減を図る事にしました。

結果的に交換したパーツは・・・

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[クラッチサイドベアリング、リアシャフトベアリング、スパイダーギア、
クランク両サイドのオイルシール、リアハブのオイルシール、
エンジン関連のガスケット類です。]

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[そうそう、ドレンボルトがバカになってオイルがにじみ出ていた為、
こちらもリタップして解決・・・]

コスト削減の為、簡易的に済まそうと思ったのですが、
最低限、走らせるとなるとやはり色々と交換しないとイケない訳で・・・・
結局、整備に6時間もかかってしまった為、結構マジメな作業になってしまいました (苦笑)。

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[エンジン整備後、無事に始動しました。
この後、見栄えの良いレーシングマフラーに交換して、テスト走行を行う予定です。]

と、言う訳で・・・
今日の動画は簡易的な整備しようと思いつつ、結構本格的なOHになってしまった (笑)、
P200の初期始動の様子をご覧下さい。

やはりビッグエンドから音が出ていますが、ゾイルを塗り込んだので、
走行を重ねると、多少、音が軽減されるかと思います。

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