いや~ 今日は朝から 『海の家』 に入って
先日から整備しているVESPAの作業を再開しました。
主な整備内容はメインスイッチ周りの配線と
クラッチレバーの動きが緩慢なのでその部分の修理です。
すでに先日、メインスイッチ周りの配線は修理していたので、
今日は集中してクラッチの修理を行いました。
[まずはクラッチのアウターとインナーを新しいモノに交換する事にしました。
多少なりともエンド部の耐久力が上がるように
今回のアウターは純正よりも少し太いタイプを入れる事にしました。]
[針金を入れて丁寧に新しいモノに入れ換えて行くのですが、
ビンテージ車に太いアウターを入れるのは至難の業です・・・]
万が一、途中でワイヤーが引っ掛かって動かなくなってしまったら、
ハンドルやフロントフォーク、さらにタンク等もバラしてやり直さないとイケないので、
大変な事になります。
コレばかりは “運まかせ” なところが有ります。
“運が良ければ” 一回でバッチリ通りますし、
そうでなければ各部の分解と再組立てをしなければならなくなるので、
数時間のロスが出てしまいます。
実際、僕はここ最近ツイていないので、分解覚悟で太いアウターを入れる作業をしたところ、
簡単ではありませんでしたが、何とか数回トライして入れ換える事が出来ました。
う~む、まだ僕にも少し運が残っているようですね (笑) 。
[ワイヤーのアジャスターも折れていたので、新品に交換しました。]
[さらに調べたところ、クラッチレバーの一部が折れていました (赤い←部) 。
左が折れたレバー、右が折れていない状態のレバーです。
この部分もクラッチの動きに大きく関係していたと思われます。]
こんな感じで集中してクラッチ周辺の修理を行い、
午後6時頃から暮れゆく海辺に向けてテスト走行に出ました。
という訳で今日の動画は
そのテスト走行の際に撮影したモノをご覧下さい。
結果から言いますと、
クラッチはとても滑らかに動くようになったので修理完了です。