横にして、下から入れる・・・

いや~ 今日は昨日に引き続き錆て外れなくなった
オイル注入口のボルトの解除を行ったのですが
結果から言いますと、錆が酷くてビクともしませんでした。

このパターンですとバイプラで回すとほぼ外れるのですが、
全くダメだったので、ボルトの頭にマイナスの切れ込みを入れて
インパクトドライバーで回す作戦に出たのですが
コレも全くダメでした・・・(苦笑)。

レストアベースのエンジンで長年不動だったモノなら
こういった事が起こる場合もありますが、
始動も走行も大きな問題がないエンジンのボルトが、
ここまで錆が酷くで外れない事はないので
かなり頭を抱える事案になってしまいました。

レストアベースでエンジン単体になっているのなら
トーチ―で温めてインパクトで回転させるか
ボルトのセンターにタップを切って回転させる等、
解決策は有るのですが、いかんせん現役車両ですから
施工の方法がなく、下手に狭い空間でトーチ―等を使うのは
事故や破損につながります。

そこで考えたのが、車体を横にしてドレン側からオイルを入れるという方法です。
かなりみっともない作戦ですが(苦笑)、たかだかボルト1本の解除で
工賃やパーツ代金等をオーナー様にご負担頂くのも申し訳ないと思い
この方法(裏技?)に出ました。

勿論、この作戦でスマートに??? 解決です.。
てか、良い子のみなさんはあまりマネしないで下さいね。

という訳で今日の動画はこの作業中の様子をご覧下さい。
今日もお時間のある時に動画にお付き合い頂ければ幸いです。

(この動画はブログ限定です。)

余談ですがVESPAに水分や湿気は禁物です。
錆の原因となりメンテナンスやパーツの交換が難しくなるばかりか
電気系統も簡単に壊れてしまいます。

僕は湿気対策でVESPAの下には
常に『水とりぞうさん』系の湿気取りのBOXを数個置いています。
湿気対策をするのとしないのとでは、雲泥の差ですから
錆の発生を少しでも軽減したいと思われる方は是非お試し下さい。

ではでは・・・

タイトルとURLをコピーしました