ラディック ビスタライトのグリーン スネアと迷子のロジャース・・・

いや~ 昨晩、アメリカからラディックのビスタライトのスネアドラムやその他の小物が届いた。
で、今回のビスタライト スネアも、先日、ブログで書かせて頂いたとおり、
グリーンを死守 ? した訳ですが、物を知らないと言う事は本当に恐ろしい物で、
ただ単に 『色がキレイだったから買おう』 って軽い感じでグリーンを探し始めてから、
とんでもない事実を知る事になりました。


実はですね、この 『ラディックのビスタライトのグリーン』 ですが、何と、1977年末までに
50セット足らずをデリバリーしただけで、生産中止になってしまった為、

現在では、市場に殆ど残っておらず、状態の良い物が中古市場に出た場合、
新品のスネアドラムなんかより、はるかに高値になるようなのです。

実際、海外のサイトを見ても、グリーンのビスライト スネアを持っているトコは皆無で、
仮にあったとしても、70年代当時、一般的によく出回っていた 『クリア』や 『アンバー』をたまに見るだけ・・・

でも、この 『アンバー』 にしても、程度の良い70年代物は $1,100.00位のプライスがついていました。
これに、日本までの送料がかかる訳ですから、いくら円高で輸入品が以前に比べ、割安感があるとは言え、
10万円近くの出費になってしまいます。
『アンバー』 でこの状況ですから、当時50個もデリバリーされていなかった『グリーン』のしかも、
スネアドラムなんて、まず、見つかる事はないだろう・・・

そう思って、『RCI』 でシェルだけ買って、ラグやフープ関連だけラディックで組んだ
『なんちゃってビスタライト』 をオーダーしようかな ? って思っていた矢先、
オファーを出していた、アメリカのビンテージ楽器屋さんから、
『グリーンのビスタライトのスネアを、コレクターが手放すから買わないか ? 』との、
超・嬉しい知らせが入って来ました。

で、価格はですね・・・  
マジでもの凄く高かったですよ~ (バカだと言われそうなので価格は割愛させて頂きます・・・苦笑)。
まぁ、趣味の事ですし、いつも散々、趣味にお金をかけないのは、人生、楽しくないぞ~ って
エラそうな事を言っている手前、『探す』 → 『発見』 → 『高額』 → 『断るのは格好悪い』 → 『無理して買う』・・・
こう言った、無駄使いスパイラスの真っ只中を邁進中・・・ いやいや迷走中です・・・

ludwig_vistalite.jpg
[コレが今回、購入したグリーンのビスタライトのスネアです。キレイなスネアでしょ ! !]

で、ここで少々問題が発生・・・
と、言うのも、もうひとつ、買った覚えがない、大きな箱が届いている。

『え~、何を買ったかな~』 って開封して見たトコ、
中から 『ROGERS (ロジャース) 』 のビンテージドラムの青いシェルセットが出て来た ! !
20インチ程度のバスドラムまで入っているではないか・・・ (苦笑)。

僕としては、『何じゃコレ?』 です・・・
いくら最近、物忘れが酷いとは言え、『ROGERS』 のビンテージドラムなんか、買った覚えがない・・・
勿論、お金も払っていないので、多分、アメリカの楽器屋が間違って送って来たに違いない・・・
blue_shell.jpg
[頑丈な梱包を開けると、中から 『ROGERS』 の青いシェルセットが・・・(苦笑) ]

と、言う訳で、訳が全く分からないまま、『ROGERS』 のドラムが届いたので、
今日の1曲は 『The Style Council』 のLIVEアルバム 『Home & Abroad』から
スバリ 『Lodgers』 (←スペルが違うケド・笑) をアナログ盤の音源からお届けします。
record323.jpg  dj262.gif
    次をクリック→     [audio:the_LODGERS.mp3]

さて、さて、マジで困った・・・
恐らく、 『ROGERS』 のドラムセットはアメリカへ送り返す事になるんだろうけど、
どうしていつも、こんなめんどうなトラブルに巻き込まれるんだろうね~
まぁ、半分、ハプニングをネタにして楽しんではいますが・・・(笑) 。

とりあえず、今夜、アメリカの楽器屋にEメールを送り、返事を待とうと思います。
『あ~ ROGERSか、いらんから君にあげるよ。』 何て事にならないかな~
ならないだろうね~
ではでは・・・

タイトルとURLをコピーしました