いや~ 2年程前から製作していた
ラディックのブラック オイスター パールがどうにか形になりました。
と、同時に完全にバンドが崩壊してしまったので、どこで使えばいいモノやら・・・ 少し悩んでいます。
もし、このブログをご覧の方で大切にして下さる方がいらっしゃいましたら、
手放す事も考えようかなぁ~って思っています。
でも、80万近くかかっていますからねぇ~
難しいですね・・・ (苦笑) 。
[Black Oyster Pearlです。 全て当時モノのリンゴスター先生と同じ機材を使い、
自分なりに使い易いようにモデファイドしています。
内容は下記のとおりです。格好良く英語で書いてみました(笑)。
Bass 20”x14” transition badges
+ Vintage Pearl Walberg & Auge #1304 Replica
Tom 13”x9” transition badges + Rogers Swiv-O-Matic
Floor tom16”x16” Keystone 1966
Snare 14”x5.5” Jazz Festival 1965 + Buck Rogers snare stand # 1358
Hi-Hat Stands #1123 + 14” Paiste 2002 Black logo
Cymbal Stands #1400 x 2 +Zildjian / K.Custom 20”&18”]
[青い海、青い空、ブラックオイスター・・・ よく似合います (笑)。
リンゴスター先生の独特なハイハットオープンの音は、この1123スパロックでないと出ませんね。]
[60年代のフラットベースは、お世辞にも安定性が良いとは言えませんが、
見た目は最高です。この構図はリンゴスターファンなら涙モノかと思います (微笑)。]
[バスドラムとタムは1958年~59年のごく短い間にしか生産されなかったと言われている、
transition badgesで、フロアタムだけ1966年のキーストーンです。
お約束事ですが、レールマウントを外し、パテ埋めしてから、
1960年代のロジャースのスイボマチックを装着しています。
ご覧のとおり、キレイに補修しています。]
[バスドラムのテンションロッドにスティックを差し込むのもお約束ですね。]
[スネアは1965年の別柄のジャズフェスティバルを使い、
1966年のオイスター柄のバスドラムを解体して、リカバリングした苦心作です。
詳細①
詳細②
詳細③ スネアスタンドのバックロジャース1358は再メッキ品です。]
LIVEで使う予定だった為、自分が使い易いキットという事が前提で、
B20、T13、F16という前期と後期をMIXした変則的なフォーメーションになっています。
僕が他に持っているラディックのキットもおおむねこのパターンで、
このサイズが一番好きだったりします。
ファンサイトとかではB22でT12のキットを見た事がありますが、
それはそれでタムが小さく見えて格好イイと思います。
いずれにせよ、リンゴスター好きの方なら、
サイズはともかく、ブラックオイスターを見ただけで悩殺でしょ・・・ (笑)。
と、言う訳で今日は 『海の家』 に置いていたこのドラムを引っ張りだして
ビートルズのナンバーを叩いてみる事にしたのですが、
ドラムを叩く予定にしていなかったので、同機プレイにはかかせない、
iPodを持っていなかった為、『海の家』 に放置していたCDラジカセを使い、
それを聴きながら同機プレイをするという、大変な事になってしまいました。
何が大変かと言うと、やった事がある方ならお分かりになるかと思いますが、
足元で鳴っているCDラジカセの音なんて、ドラムを叩いていると、全く聞こえなくなるのです。
絶対音感やリズムがあるプロの方なら楽勝でしょうが、趣味で月に1度~2度、
軽くドラムを叩く程度の人間からしてみれば、
ヘッドフォンがないと、とても同機プレイなんて出来るモノではありません。
まぁ、でもせっかく準備したので、頑張って叩いてみる事にして、
選んだ曲はCDラジカセの音が聞こえなくても、ノリでイケそうだ (笑)、という点と、
ハイハットオープンが多用してあるという点から 『All My Loving』 にしてみました。
前記のとおり、リンゴスター先生のあのハイハットオープン時の
何とも曖昧なサウンドは、この1123スパロックの成せる技だと言えます。
僕のような素人が叩いても、それなりの音が出たりしますから・・・ 感激です
余談ですが、この 『All My Loving』 はジョンが撃たれた際、病院に運び込まれて亡くなる時、
タンノイ・スピーカーから流れていたそうです。
ポールのナンバーですが、ジョンのお気に入りだったそうです。
都市伝説かも? しれませんが、ビートルズ・ファンの間では、有名な話です。
それでは、アドリブだらけの『All My Loving』 を軽い感じでご覧下さい。