いや~ 今日は晴れました・・・
[梅雨の晴れ間は貴重ですから、今日はかなり気合を入れて仕事をしました。
ついでに傘も干しました・・・ (笑) 。]
で、今日はですね・・・
先日から製作している、1982年型のVESPA50Sの細かい部分のお色直しをしました。
[まず、ホイールの元色とサビを簡単に剥離して、プライマーで下地を塗り、
最後にシルバーに仕上げました。いつもなら、塗装屋さんに依頼するのですが、
僕が街乗り用に使う事を前提に組んでいますので、お金をかけずに手間をかける作戦を取りました。
天気が良かったので、すぐに塗装が乾きましたよ。]
[フロントブレーキもOHして、ハブシールとリターン・スプリングを新品に交換しました。
ついでに、ハブ関連のパーツにも色を塗りました。
こちらはシルバーがなくなったので、手持ちであった黒に塗りました (笑)。
前記のとおり、お金をかけずに組むと言うコンセプトの元 (笑)、ブレーキシューはお店にあった中古品を
上下バラバラで使用した為、ブレーキをかけた際、“浅い部分” と “深い部分” が出来てしまいました。
まぁ、きちんと制動するので、良しとしました・・・ 少し乗れば、多少は馴染むかな ? ? ]
[ホイールを塗り、ミシュランのS83を履かせたら、いい感じになりました。
ご覧のとおり、マフラーは新品のメッキ仕様を装着しました。お金をかけずに・・・ と言うのがコンセプトですが、
機関 (エンジン系) のパーツをケチると、ロクな事にならないので、
この辺りのパーツは新品がベターだと考えたからです。]
そうそう、そう言えば、話が変わりますが、今日、ベトナムから大きな箱が2個届きました。
イギリスから来たり、ベトナムから来たり、大変です・・・ (苦笑) 。
[晴れた日に届いて良かった・・・ こんな大きな箱が雨の日に届いたら、
狭いお店の中は大パニックになります・・・]
実は今まで、輸送にはEMSやUPSを使っていたのですが、
送料が非常に高く困っていました。
実際、今回のこの2個の荷物も、UPSで送ると800ドル以上かかるとの事で、
『送料が何とかならないかなぁ~』 って悩んでいたところ、
現地のバイヤーさんから “TNT” という会社を提案されました。
そこで、このTNTのサービスを詳しく聞いてみたところ、
驚く事にUPSの半額程度の、400ドル位で送れるとの事でした。
しかも、ベトナム~広島間なら、4~5日位で到着するとの回答が来ました。
なので、早速、物は試しで使ってみたのですが、
延着する事もなく、リーズナブルな価格にもかかわらず、敏速に荷物が届きました。
ちなみにTNTの日本サイドの窓口は西武運輸でしたので、
興味のある方は、一度、調べてみてはいかがでしょうか ?
さて、さて、今日はコレだけではありません・・・
実は、ラージボディのキャブレターを交換する仕事があったのですが、
価格が大変に魅力的な (←純正価格の三分の一位で入手可) 、
新品の ”DELL`ORTO/SPACO” を装着する事にしました。
ただ、価格相応と言いますか・・・ 一筋縄では行きませんでしたね・・・ (苦笑) 。
まぁ、最初はツキナミですが、そのままボルトオンしてみたところ、
案の定、スローはイマイチ、頭落ちはするし、信号待ちで突然エンジンが切れ、
なかなか再始動しない等、煮詰めなきゃイケないトコが満載です。
[コレがDELL`ORTO/SPACOのキャブレターです。LML等に使用されていますが、
結構、アタリ、ハズレのある、お茶目なキャブレターです。
運が良ければ、何もセッティングする事なく使えますが、
そう言った事はまず無いと思って、装着した方がベターです。]
と、言う訳で、今日の動画は、ボルトオンしてみたところ、
悲しい位に安定しないDELL`ORTO/SPACOの様子ごご覧下さい。
(今日の動画はスマホで撮影しています。)
この動画のような感じの音や吹け上がり具合のVESPAをお持ちの方は、
再度、キャブレターを煮詰める必要がありますので、
参考としてご覧頂ければと思います。
当然ですが、近日、各部を煮詰めて、ベストセッティングを出す予定です。